個展
2005-11-12


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先月30日の日曜日は、町内対抗のソフト・ボール大会に参加予定だったが、人数が集まらず棄権。昼から大阪へ、友人の個展を見に行った。

その友人は、テニス仲間だったが、6〓7年前に若くして脳卒中で倒れてしまった。幸い発見が早く、命は取り留めたものの、右半身に麻痺が残り、言葉も思うように話せなくなってしまった。彼はグラフィック・デザイナーで、デザイン事務所を経営していたが、やむなくそこもたたんで、長いリハビリが始まった。

彼の病状は、杖をついてなんとか歩け、言葉もゆっくりだが話せる程度には回復したが、元気な頃を知っているだけに、やはり辛いものがある。彼の親しい友人の計画で、4年前から春に、彼を囲んでバーベキューをはじめた。大した話は出来ないけど、十数人、家族も併せると三十人近くが集まる。

そして、やはりデザイナーだけあって、絵を描き始めた。いや、入院中、まだしゃべれない時から、メモ帳に絵は描いていたそうだ。それらをちゃんと作品にしての個展が、去年の秋から始められた。会期中に日を決めて、みんなで集まる予定だったが、今回は主役が風邪で不在のパーティだった。

本当の人間関係は、何かあったときに出ると思うが、彼はいい友達を持っているなぁと、とてもうらやましく思う。

[家族・友人]

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