8月21日、午前4時。ふと目が覚めると、ヨースティーの様子がおかしい・・・。息苦しそうで、体を触るとかなり熱かった。あわてて熱を測ると38.6度。インフルエンザか?目を覚ましたヨースティーが、右胸を押さえながら「痛い、痛い、病院に行きたい」と泣きそうな顔になっている。発熱だけなら、朝まで様子を診てもいいが、胸が痛いと言うのは初めてだ。病院に電話し、車で救急へ連れて行った。念のためにマスクをして病院へ。5時過ぎに到着し、小児科で診てもらう。熱は38.8度に上がっていた。触診でどこが痛むかを探るが、痛む場所が胸からお腹とか、変わったりする。盲腸とか肺炎とか、重篤な状態ではないようなので、解熱剤をもらい様子を見る事になった。インフルエンザだとしても、検査で結果が出るには、昼過ぎでないとダメなので、再度来る事にした。
帰った時は39.0度。解熱剤で一時間後には7度台に下がった。実は22日のフォリナー・セッションに行くために、出張を絡めたので、21日の朝に出発予定だった。もしインフルエンザ、それも新型だったら、キャンセルせざるを得ない。そうでなくとも、熱が下がらないようだったら、やはり放っては行けない。悩んだが、熱は下がったので、とりあえずインフルエンザの検査をして、陰性だったら夕方から出発。陽性だったらキャンセルと決めた。
午前の診療ギリギリに再度診てもらった。去年入院した時の女医さんだ。熱が下がり、結構元気が出てきて、出発前にも、素麺をしっかり食べている。元気があるから、それほど重い病気も隠れてないでしょうと言う診断。念のためにインフルエンザの検査もしてもらう。結果は陰性だった。これでなんとかセッションにも参加できる。その日のアポはずらしてもらい、新幹線に乗り込んだ。
22日。飲み過ぎた・・・。朝から仕事をして、2時頃に赤坂のホテルに戻る。疲れた〓。30分ほど休み、着替えをして新宿へ。でも、ちょっと早いな〓。秋葉原では、真空管買ったし・・・。そうだ、ちょっと散歩しよう!と、乃木坂方面へ歩き出した。外苑東通りの青山墓地を抜けるトンネル、こんな風になってたんだ。そこから地下鉄に乗ろうと思っていたが、ふと昔の職場がどうなっているかな?と頭をよぎった。あれから15年。歩いても行ける距離なので、そのまま青山まで歩く事にした。
青山墓地にさしかかった頃、若い女性が後ろから追い抜いて行った。そして振り向くと、私の方に向かってきた。色の白い美人だ。「すいません、六本木トンネルはどっちですか?」「いや、よくわかりませんけど。トンネルなら、今通ってきたところか、かなり先ですけど、この先にもありますけど・・・。どこへ行きたいんですか?」「六本木トンネルに」「トンネルに行きたいんですか?」「はい」う〓ん、幽霊にしちゃ、まだ日が高すぎる。それにきれいな足もあるし(笑)こりゃあかんと思ったのか、彼女はタクシーを捕まえた。そしてタクシーは、私の指差す方と反対へ走って行った(爆)
南青山三丁目。以前勤めていた会社の倉庫があったところだ。倉庫と言っても、古い民家だったが。会社がつぶれた後、そこは画廊&ギャラリーになっていた。入り口を青く塗り、主に写真の個展が多く開かれていた。まだあるのだろうかと尋ねたら・・・新しく建て直されたギャラリーがあった。
五味彬展[LINK]の最終日だったので、中をのぞいてみた。あの古い庭ももう無い。やっぱり時は経っていたんだな。
そして新宿クロウダディ・クラブへ。
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