コピーとオリジナル
バンドをコピー・バンドと、オリジナル・バンドに分けた場合、オリジナルの方が上、もしくはすばらしいという評価が世間一般にあると思うのは、私だけだろうか。コピー、カバー、トリビュート、呼び方は色々あれど、それらに共通しているのは、有名(無名もあるが)なバンドや歌手の楽曲を自分達で演奏することだ。一方オリジナルと言うのは、大体がメンバーの中で作られた楽曲を演奏することが多い。そこには一体、どう言う差があるのだろうか。
一番の違いは、言うまでもなく(ほとんどの場合)自分達で曲を作っているかいないかである。自分達で曲を作ると言うことで、世間では「すごい!」となるのである。世間だけでなく、実際に活動している人でも力の入れ様が違ったりする。はたして、自分で曲を作るといことは、それほどすごいことなのだろうか?私は、それはすごいことだと思う。作ったことは無いが、作れないだろう。ただ、「すごい」とは思うが「すばらしい」と思うかは、また別問題だ。
では反対に、他人の曲を演奏するバンド(人)はすごくないのか?それも違う。ジェフ・ベックなんかは、ほとんど自作の曲はないが、その評価たるもの言うまでもない。まあ、彼はプロだから、アマバンの定義には入らないかもしれないな(笑)
コピバンには、その再現度で評価をもらうところもある。憧れのアーティストの曲はもちろん、楽器、衣装、仕草など細かければ細かいほど、好きな人をニヤッとさせる。また、演奏曲についても、出来るだけヒットした曲、みんなが知っている曲が多い方が、観客受けがよいようだ。
我々のバンドFOREFINGERは、ご存知フォリナーのコピバンだ。そのライブが来週5月28日(土)にある。フォリナーと言えば、80年代に大ヒット曲が多数あるが、今回はあまりやらない。もちろんオリジナル曲はしない。再現度も低くく、好き勝手にやってる。ヒット曲も、今回は少ない。さて、世間一般受けの定義から、大きく外れた我々は、はたして価値の無いバンドとなってしまうのだろうか?その答は、是非その目と耳で確かめていただきたい。
と言うわけで、ライブしま〓す!
ご興味ある方は、上のフライヤーを印刷するか、私にご連絡いただけると、前売り料金とさせていただきます。
セコメントをする