次あたりから、記憶がかなり曖昧だ。「隣の人と肩を組んで」と、そのまま「Waiting For A Girl Like You」へ。この曲もエンディングのシャウトまでフェイク無しに歌いきる。すごいぞKelly!ここでMickが黒のカスタムから、初お目見えの白のカスタムに!Kellyが「今のは男性達に、そして次は女性達に」と「Dirty White Boy」が始まった。それが終わると、一瞬舞台からメンバーが消え、目の前にもう一本マイクが立てられた。Sax用のマイクかな?と思ったら、ドラムのJason Bonhamがタンバリンを持って、ピョコンと片足を後ろにして飛び出して来た。強面だけど、けっこうおちゃめやん。Mickはアコースティック・ギターとJeff Jacobsのキーボードだけの伴奏で「Say You Will」が!これには驚かされた。Pilson、Gimbel、Bonhamの3人が演奏の代わりにばっちりコーラスを決めている。常々、コーラスに重点を置いてやりたい!と思っているが、今後は絶対やる!!って決意をしたのであった。
Mickがメンバー紹介をする。Jason Bonhamが自分の紹介の時、突然「Rock'n Roll」のイントロを叩き出した。メンバーが「演るのか?」と身構えた時に、ハイおしまい、と切り上げ、会場を沸かせていた。Mickが「僕はなかなか歌う機会が無いけど、この曲は歌います」と静かにフルートで始まったのが「Starrider」。アコースティック・ギターを弾いているのに、ソロどうするんだろう?と思っていたら、途中でエレキに持ち替えた。これまでの曲は、歌メロも演奏もかなりオリジナルに忠実だ。でも、このソロ終わりのディレイまでは再現しなかったな。私ならやるぞ!
そしてKellyの「ファースト・アルバムの曲だよ」と「衝撃のファースト・タイム」が。短いキーボード・ソロとドラム・ソロの後「Urgent」へ。このSaxソロが、最初レコード完コピ!それから自分のアドリブに。カッコいい!これまでサイド・ギターに徹していたTommy Gimbelも、この時ばかりはステージを転がっての熱演だった。ここまでベースのJeff Pilsonは、あっちこっちへ走り回り、ピックをぴゅんぴゅん投げている。しかし、なかなかMickがこっちへ来てくれない。ワイヤレスなんだから、もっと動けよ!そう思っていたら、やっとここになって我々の前まで来てくれた。そして、ピックをさっと投げたが、そのピックはひらひらとMickの手前1mに力なく落ち、最前列にさえ届く事は無かった・・・。ああMick・・・。
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