13日の火曜日。東京厚生年金会館で行われたフォリナーのライブに行った。今回の来日公演は、実に12年ぶり。私自身は17年ぶりか。なぜだか東京二日間のみ。現在のフォリナーの人気具合からして、二日やるなら東京と大阪にしとけばいいのに・・・なんて、要らぬ心配したりした。手に入れたチケットも最前列だし。普通なら喜ぶべきところが、逆に心配になったりもした。まあ、入りが少なければ、その分盛り上げてやるさ。
今回参戦は、FOREFINGERからルールーさんとMFCオーナーとの三人。二人とは会場で会った。結構行列が出来ている。ロビーではグッズを売っていた。「4」のTeeと、新製品の「プロウ゛ォカトゥール」の2007ツアーTee。ツアーTeeを買おうかと思ったが、4も捨てがたい。悩んでいるうちに、ツアーTeeが売り切れた。いいや、ネットで買うもん。グッズ売り場で悩んでいると、すぬっちさんと3年ぶりの再会!すぬっちさんは、K.C.Rhyeと言うクイーンのコピバンをやっているが、実は筋金入りのフォリナー・ファン。今回もセンター2列目をGet!、とチケットを見ると「22列??」。入り口でチケットを落として拾った時に、別の人のとすり替わったらしい!大丈夫??と思ったが、後で元気に2列目から手を振っていた。
ステージはモノ・トーンでまとめられたシンプルなもの。正面上に「FOREIGNER」のロゴ。アンプのキャビネットを隠す様に和紙のような質感のついたてが左右に分かれて置いてある。そこには薄墨でプロウ゛ォカトゥールのジャケット・デザインの「F」が。そして1mくらいのひな壇の上には、上手にドラム、下手にキーボードがセッティングされている。ドラムの胴はクリアーだ。なんか久々に見るな〓。それぞれの後ろには、同じく和紙のようなついたてに薄墨で「4」のジャケット・デザイン。センター後ろには丸井の「O」?いや、フォリナーのロゴの「O」だった。舞台前には警備員、そしてロープが張られている。果たして、今日のライブにそんなもの必要か?だって客層は、やっぱり我々世代が中心みたいだから。後ろを見ると、7割くらい埋まっているかな。でも、2階席は解放してなかったようだ。それに、結構招待券も配っていたみたいだし。
オープニングはやっぱりくじ取らずの「Long, Long Way From Home」だろうか?それとも・・・などと話していると会場が暗くなった。意外にも、歓声が響く。彼らの過去のヒット曲の短い、走馬灯のようなメドレーがSEとして流れ、照明が輝くと「Double Vision」のイントロが。それとともに会場総立ちになった。前で座って観ようなんて企みは打ち砕かれ、そして最後まで腰を下ろす事は無かった。いや、彼らが座って観るなんて事許してくれない、そんなパフォーマンスだった。ヴォーカルのKelly Hansenは、ハイ・トーンもよく出ており、声質も昨年発売されたライブ盤よりルーに似ていた。MCでも「隣の人と肩を組んで」とか「みんなの協力が必要なんだ!さあ、よく聞こえない、もっと!!」と言ったり、なかなか盛り上げ上手。それともう一人、長い金髪をヘッド・バンキングで振り乱し、すごい形相で会場をあおっていたベースのJeff Pilson。彼にもかなり乗せられた。幸いうちのベーシストは金髪ロン毛(ヅラだけど)。次回のライブではヘドバン必須だな。
コメントをする