観世会館〓動物園
2007-03-19


昨日は、そろそろ桜の便りも聞こえてきたのに、一転小雪ちらつく季節は冬に逆戻り。toko&YK[LINK]ジュニアの能の発表会に行って来た。ジュニアの出番は仕舞という舞踊。子供の発表会と侮る無かれ、場所は観世会館、そして演奏や地謡などのバックを固めるのは、現役バリバリの能楽師達。合間には、人間国宝の方も出演したりで本格的というか、本格なのだ。(以上去年のコピペ[LINK]

 読み返してみると、去年も同じ様に寒波が訪れていたようだ。今回の舞台は、囃子や謡に子供が入ると言う、普段とは違い、かなりかわいい舞台だった。鼓を打つ子など、からくり人形のようでかわいかった。その中でも一番年上であろうジュニアは、ここ3年ほど見ているが、やはり毎年レベルアップし、余裕のようなものも見えてき始めている。ただ、前ほどのダイナミックさは、ちょっと薄れて来たかな。

 うちは家族で行った。チピラは最初、物珍しそうに見ていたが、そのうち飽きて来たようだ。ヨースティーも、みんなが拍手していると、合わせて拍手していたが、あちこち遊び出した。ジュニアの出番まで後二人。このままでは騒ぎ出すかもと思い、いったんヨースティーをつれて外へ。ジュニアの出番が来たら、再び中に戻った。それまで大人の舞台だったが、子供が出て来たとたんに、チピラはちゃんと見出した。子供が出ていると、気になるようだ。ヨースティーは、鼓や太鼓の音が気になるらしく、前の席の背もたれをトントン叩いていた。結構あっという間に終わってしまったジュニアの出番。もう少し見ていたかったな。能面を着けて出られるのは、いつ頃なのだろう。それまで続けていてくれるといいな。

 終わってからロビーで二人が遊んでいるが、結構うるさくしていたので、かなり迷惑だっただろうな。ヨースティーは眠たくて機嫌が悪くなり、その上頭打って大泣きするし。tokoさん、YKさんと話もしたかったが、とてもそんな状況ではなかったので、挨拶もそこそこに会場を後にした。気温は低いが、時折日も照るので、そのまま動物園へ行った。ヨースティーは到着前に寝てしまったが、チピラは昼寝もせずにがんばっていた。7月に子供が生まれるキリン。お腹がやや大きい。しかし、言われないとわからないくらいだ。自然界に生きる動物は、妊娠中も身軽に動ける様になっているのだろうか。

 午後からは食事の時間らしく、あちこちで餌をやるところを観ることができた。まずはゴリラ。果物や野菜を与えられるが、リンゴだけをよって食べてた。それから草をワイルドに食いちぎっている。それからアシカ。飼育係が味をあちこちに投げると、そこめがけて足利泳ぎ回る。このアシカ、かなりでかい3mはあるだろうか。チピラが「お魚しか食べないの?」と訊くので「そうや」と言うと「タンパク質ばかりだとダメなのにね」と言ってた。この餌の時間に、魚を横取りしようと鳶がやって来た。あわやアシカ対鳶の対決が見られそうになったが、鳶が別のところに投げられた魚を上手く捕って逃げて行ってしまった。


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[家族・友人]

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