アイ・ワナ・ノウ...9
2010-08-11


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ルー・グラムが抜けた後、フォリナーはリード・ヴォーカリストとして、ジョニー・エドワーズを迎えました。バンドにとって、リード・ヴォーカリストが替わると言うことは、顔が替わる。すなわち、全く別のものになってしまう可能性が高く、それは非常に大きな賭けとなります。ですから、スティーヴ・ペリーの亡霊に取り憑かれたジャーニーのように、次々とスティーヴ・ペリーに似た声のヴォーカリストを起用するのが、リスクを小さく抑える方法のひとつとなります。いや、この場合、取り憑かれているのはリスナーの我々の方かもしれませんが。

リード・ヴォーカリストが替わっても、第一線で活躍しているバンドにヴァン・ヘイレンがあります。初代ヴォーカリストのデイヴ・リー・ロスからサミー・ヘイガーに替わって初のアルバム「5150」はNo.1を取りました。奇しくもミック・ジョーンズは、このアルバムのプロデューサーを務めており、その時の経験が、今回のアルバムに活かされたと言います。しかし、セールスは全くふるわない結果となりました。

アルバムは全米117位。シングル「Lowdown And Dirty」は初の圏外でした。

これを聴いた感想は・・・う〓ん、ジョニー・エドワーズは、悪くはないんだけど、なんか「ガツン!」と来るものが無い。それは、ヴォーカルに関してなのか、曲に関してなのかはわかりませんが、なにか「普通」に聴こえてしまいます。新しいロゴも、ナイト・レンジャーの出来損ないみたいだし(笑)まだまだ聞き込み不足なのでしょうか・・・。

[音楽]

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